箱山城 (はこやまじょう)
最寄地 長野県上田市上丸子57−1 2020.4.4
箱山城 (はこやまじょう)
最寄地 長野県上田市上丸子57−1 2020.4.4
登城ルート
登り口
箱山城・桜ロード入口
西側切岸・達磨岩・堀切
主郭・依田城方面
縄張り図
主郭・2郭間の堀切
2郭
2郭3郭間の堀切
3郭東の堀切
箱山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m】
【感想】 上田市下丸子の標高772mの山頂より北西に伸びた標高約683mの尾根に築かれている連郭式の山城となっている。
主郭の西に2条の堀切があり、東に2つの郭と5条の堀切や竪堀がよく残っている。
桜が多く植えられ遊歩道は「桜ロード」と名付けられ、桜の名所となっている。主郭からは西に依田城、丸子城の山が望める。
【案内】 国道152号線より「依田窪斎場」(表記番地)に向かう途中のヘアピンカーブ付近に登り口があり、擁壁前に駐車できる[マップコード85 543 838*26](地図)。
民家の間を左に行き、登ってゆくと視界が開け、軽トラも走れる道に出、「箱山城・桜ロード入口」の標柱が建てられている。
そこから要所に案内標識があり、八丁坂を登ると西尾根に着く。西尾根に2条の堀切があり、大手坂(ダルマ岩)の岩場を登ると段郭を経て、主郭に着く。
主郭の東に2郭、3郭があり、夫々堀切で隔てられている。東尾根には三条の堀切とそれに続く竪堀が見られる。その東の高所に堀切があり、都合7条の堀切が見られる。
【歴史】 永享年間(1429~41年)頃、依田氏の分族箱山判官国正が主に佐久方面に備え築いたといわれる。