部谷沢城 (へやざわじょう) (村の史跡)
最寄地 長野県下高井郡木島平村往郷2529 2018.10.6
部谷沢城 (へやざわじょう) (村の史跡)
最寄地 長野県下高井郡木島平村往郷2529 2018.10.6
登城ルート(緑線は車道)
目印の鉄塔と遠景
鉄塔手前を右へ
西端の切岸
説明板・段郭
説明板
広い段郭
主郭・土塁
背後の堀切
部谷沢城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m】
【感想】 木島平村往郷にあり、大久保沢(北側)と小樽川(南側)の間の標高約560mの尾根上に築かれている。
最初、木島平村生涯学習係のK氏に城跡を教えて頂いた。現場に行ってみたら標識などがなく、ひとつ西の尾根に間違って登り、行けども行けども自然の尾根で、諦めて帰った。
4ヶ月後、二度目の挑戦であった。鉄塔の右側の大久保沢から、低木の鬱蒼とした南東の尾根へ直登した。
西端に3段の段郭があり、しばらく登ると、落葉の中に俯せに倒れた説明板があり、起こして杉の木に立てかけておいた。その上にやや広い段郭、最上段に狭い主郭があり、土塁の背後に堀切が残っていた。
先端から終わりまでの長さは約150mで、6段ほどの段郭が見られるが、他は鈍っていてはっきりしない(説明板には長さ1445mと記され長大であるが、誤記ではなかろうか)。
【案内】 県道451号線より左折して村道を約300m行き、庚申塔のある場所に駐車できる[マップコード579 276 487*64]。写真の庚申塔の真上が城跡で、左側の鉄塔を目印にするとよい。
民家の横を進むと電気柵があり、開け閉めして先を左に50mほど行くと、鉄塔に出る。そこから右手の尾根先端部を目指して、灌木の中を掻き分けて、尾根に取り付き直登する(鉄塔を確認し位置関係を覚えておく)。
平成元年(1989年)4月1日、木島平村の史跡に指定されている。
【歴史】 史実は不明である。