大草城 (おおくさじょう)
所在地 愛知県額田郡幸田町大草寺西6 2019.3.2
大草城 (おおくさじょう)
所在地 愛知県額田郡幸田町大草寺西6 2019.3.2
正楽寺
正楽寺本堂
西郷稠頼墓の説明板
西郷家の墓
灯籠型石碑
大草城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 大草城の一角にあった、西郷氏の菩提寺正楽寺一帯が城域と思われるが遺構は消滅している[マップコード51 456 281*83] 。
【案内】 国道248号線「大草」交差点の北約250mを右折した正楽寺(表記番地)に西郷稠頼の墓があり、大草城に関する説明が記されている。
墓地の灯籠型石碑には(右側)岡崎築城主西郷家之墓(左側)高力城主熊谷家之墓と刻まれている。西郷稠頼の墓は右側の5基の1つと思われる。
【歴史】 室町時代半ば、西郷稠頼(つぎより)は三河国守護代として、幸田町大草から岡崎中心部までを支配した。
西之坊(正楽寺)を菩提寺として大草城を築き、その後勢力を広げ新たな本拠地として岡崎市明大寺に城を築いた。
そして松平氏への備えとして、乙川北岸の竜頭山に砦を築いた。後に岡崎城として整備拡張された。