火ヶ峰砦 (ひがみねとりで) (火ヶ峰東砦) (高天神六砦)
最寄地 静岡県掛川市中方2421 2022.9.10
火ヶ峰砦 (ひがみねとりで) (火ヶ峰東砦) (高天神六砦)
最寄地 静岡県掛川市中方2421 2022.9.10
登城ルート(青が北郭/赤が南郭)
舗装道終点より登る
東側の土橋
東側の平坦地
堀切・堀道
北の郭・窪地
南の郭・段差
南の郭
火ヶ峰砦南郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 高天神城の東約2kmの標高約57mの火ノ峰に築かれている。
当初南側に地理院地図に実線が記されていて、そちらから試みたが薮が凄く諦め、北側から登ることにした。放置された竹林の中に4段の郭があり、頂上に南北2つの郭が見られた。北の郭には中央に深さ1m程の窪地が見られた。
【案内】 掛川市中方の表記番地南の農道路肩に駐車した[マップコード83 427 225*82]。表記番地南の舗装された農道を南西に250mほど行くと、行き止まりとなりやや左側に木道の残骸があり、そこより登る(地図)。
南に少し行き、右手に登ると土橋があり、北に行くと放置された竹林の中に4段の平坦地がある。最上段より左に堀道が見え上り詰めると南北2つの郭の中間に着く。
西砦は東砦の西約450mの独立丘陵にあるが(地図)、山裾が葛で覆われ踏み込めなかった(冬ならいいかもしれない)。
【歴史】 天正八年(1580年)、武田勝頼方の高天神城を攻略するために、徳川家康により火ヶ峰砦が築城された。
この火ヶ峰砦は、小笠山砦、獅子ヶ鼻砦、能ヶ坂砦、中村砦、三井山砦とともに高天神城を包囲するために築かれた「高天神六砦」の一つである。