孫根城 (まごねじょう)
最寄地 愛知県豊田市大沼町横大46−1 2020.12.5
孫根城 (まごねじょう)
最寄地 愛知県豊田市大沼町横大46−1 2020.12.5
説明板
登城ルート
春日神社
春日神社先から左へ降りる
南の堀切
次の堀切
段郭(4段)・左側にスロープ
主郭切岸・南の段郭
主郭・標識
北東側の浅い堀切
孫根城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 豊田市大沼町の巴川とその支流に挟まれた地点に伸びた標高約399mの尾根先端部に築かれている。
主郭は凡そ30m四方と広く、北東に堀切が見られ、南に4段のスロープ付き段郭があり、さらに南に2条の堀切がよく残っている。
【案内】 県道362号線「大沼足助線」より表記番地に向かう県道先に説明板が建てられ、そこに駐車できる[マップコード281 160 560*18]。
登って行くと春日神社に出、その先の標識から左に降り、尾根を北に歩くと、南端の郭に着く。
北に堀切があり、小郭を挟んで次の堀切が見られる。さらに4段の郭の左側がスロープとなりそこを進むと主郭に着く。
主郭は広く虎口先に標識が建てられている。北東に降ると、堀切が見られる。
【歴史】 『梶氏系譜』によると、初代城主は梶金平信勝で、天文五年(1536年)7代城主与吉郎信家のとき、足利の軍勢に攻め落とされた。
その後、城主本多定之進忠知の時、元亀二年(1571年)甲斐の武田信玄の軍に攻められ落城した。
忠知は大沼の無住となっていた青松院に逃れ、出家して円教と名乗り、青松院を本多山等順寺に改名したと伝えられている。