上の城 (かみのじょう)
所在地 長野県諏訪郡下諏訪町(その他) 2017.9.8
上の城 (かみのじょう)
所在地 長野県諏訪郡下諏訪町(その他) 2017.9.8
登城ルート(緑線は車道)
上の城手前の林道
林道横の登り口
東側下段の横堀
東側上段の横堀
上城址之碑
主郭・横堀・土塁
南東の腰郭
南側虎口
上の城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高210m】
【感想】 諏訪湖の北岸に突き出た、標高1064mの山頂にあり約50m四方の広い主郭があり、東から南にかけて弧状の浅い横堀が残っている。北東側は3重横堀となっている。
【案内】 国道20号線「社東町」交差点より、細い道を北に1㎞ほど行き、川に沿って約700m、橋を渡って約140m先を左折し、200mほど行くと鉄塔があり、広くなった道路に駐車できる [マップコード75 324 103*82] (地図)。
鉄塔先に登り口があり、その先に「下ノ城」の道標が立てられている。「下ノ城」を経て、林道を行くと「上ノ城址・毒沢観音→」の標識が立てられ、左(北西)に登ると、主郭がある。
主郭は広くなだらかで、「上城址之碑」と刻まれた石碑が建てられている。横堀は浅くなっているが、よく残っている。
【歴史】 築城時期など定かでないが、諏訪下社を治める金刺氏が在城したと伝えられる。
天文十一年(1542年)七月に諏訪頼重が甲斐の武田晴信(信玄)に滅ぼされると諏訪は武田領となり、武田信玄の家臣横田備中守高松(たかとし)が守ったと伝えられる。