丸根砦 (まるねとりで) (国の史跡)
最寄地 愛知県名古屋市緑区大高町丸根16-2 2017.2.26
丸根砦 (まるねとりで) (国の史跡)
最寄地 愛知県名古屋市緑区大高町丸根16-2 2017.2.26
外堀跡・説明板
説明板
帯郭
慰霊碑
砦阯碑
丸根砦跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 大高城の東約800mに位置している。外堀があったとされるが、周回道路がそれに当たるのだろう。お供え餅のような形状で、帯郭(犬走り)を伴っている。激戦の行われた砦であった。
【案内】 東海道本線「大高駅」東の県道51号線より南東に約450m行った「西丸根」交差点の次を左折し、表記番地付近に路駐する[マップコード17 818 353*32]。
南東に行くとすぐ、丘陵最高所に説明板が建てられた丸根砦がある。
直径約50mの周回道路があり、帯郭が見られ中央に「丸根砦戦殉難烈士之碑」の慰霊碑、「史蹟丸根砦阯」の石碑が建てられている。
昭和十三年(1938年)12月14日、大高城跡や鷲津砦跡と共に国の史跡に指定された。
【歴史】 永禄二年(1559年)織田信長が、今川義元の上洛に備え鷲津砦などと共に築いた砦の一つである。
永禄三年五月十九日、桶狭間の戦いの前哨戦が行われ、佐久間盛重を将とした織田方が立て籠もったが、松平元康(家康)の軍と激戦の末全滅したといわれている。