刈安城 (かりやすじょう) (権現山城)
最寄地 岐阜県瑞浪市釜戸町3767 2017.8.23
刈安城 (かりやすじょう) (権現山城)
最寄地 岐阜県瑞浪市釜戸町3767 2017.8.23
登城ルート(緑線は車道)
刈安神社の登り口
刈安神社
社殿と巨岩
巨岩背後の堀切
主郭
主郭西の段郭
空堀・土橋
刈安城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高130m】
【感想】 標高591mの権現山東の山頂にあり、巨岩の西に堀切、主郭、段郭、虎口の土橋などが残っている。
車の通行は、すれ違いが困難な旧中山道(東海自然歩道)であり、南側舗装道からの通行を進めたい。
【案内】 旧中山道の大久後地区にあり、表記番地東の峠に刈安神社石段があり、その前の路肩に駐車できる[マップコード98 683 320*73] (地図)。
旧中山道の未舗装部分もあり、歩く人も多く、東側約500mに散策用「大久後駐車場」が用意されている。峠付近にその昔、旅人が喉を潤した「炭焼立場」と呼ばれる馬つなぎを兼ねた水場がある。
石段を登ると九十九折れの坂道となり、比高約130mの頂上に「刈安神社」が祀られている。巨岩の西側に堀切、主郭、段郭、土橋と並んでいる。
【歴史】 築城時期など定かでないが、元亀年間(1570~73年)、西尾道永の居城と伝わる。
慶長五年(1600年)関ケ原の戦いの折り、岩村城主田丸具忠の支城となっていたが、徳川方に攻められ落城したと伝わっている。