六万騎城 (ろくまんきじょう)
最寄地 新潟県南魚沼市麓116 2022.11.28
六万騎城 (ろくまんきじょう)
最寄地 新潟県南魚沼市麓116 2022.11.28
登城ルート
地蔵尊
西4段
西1段
2郭
2郭東の堀切
主郭西の2重堀切
主郭西の段
主郭・三角点・城趾碑
東2番目の堀切から見た主郭切岸
六万騎城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高170m】
【感想】 標高320.6mの六万騎山に築かれており、主郭の両側に郭がよく残っている。また東背後の2重堀切は鋭角で圧巻である。
西側に2郭がありその間にも2重堀切などよく残り、西側の段郭など見所は多い。
【案内】 国道291号線より県道28号線に入った所に地蔵尊(表記番地)があり、駐車場に説明板が建てられている[マップコード140 110 389*42](地図) 。
地蔵尊の南向かいから整備された遊歩道が設けられている。
主郭は三角点の頂上にあり、城趾碑が建てられ、東に腰郭があり東側の土塁の下方に、2重堀切がある。
主郭の西に細長い郭があり、2重堀切、細尾根を挟んで2郭がある。2郭の西が高く、西側に大小4段の郭が設けられている。また7合目付近に堀切が見られる。
【歴史】 築城は南北朝時代といわれており、上田長尾氏の坂戸城時代の重要な拠点であり、城主は上田長尾氏の家臣福島大炊介政為が伝えられている。上杉古文書には上杉景勝の家臣水沢彦右衛門が城主と伝えられる。
慶長三年(1598年)上杉景勝の会津移封に伴い廃城となった。