黒田城 (くろだじょう)
所在地 新潟県上越市朝日 2017.6.7
黒田城 (くろだじょう)
所在地 新潟県上越市朝日 2017.6.7
説明板
登城ルート
林道側登城口
西側最初の堀切・土橋
主郭西側の堀切
主郭・西側土塁
主郭・社・城山山頂碑
主郭
東腰郭
東郭東の堀切
黒田城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高230m】
【感想】 春日山城の南約7㎞の標高283mの城山山頂にある。初め比高差の小さい西側林道より遊歩道を行ったが、下り始める所で、茂みの中でガサガサと音がし、熊と思われる低い喉を鳴らす声がしたので引き返した(どっきり)。
という訳で、見晴らしの良い発電所側から階段を延々と登った。タンク左よりよじ登った城跡は放置され南東堀切や腰郭は笹などが密生していた。主郭から西側の方は遊歩道がありよく利用されているようだった。北側に堀切、2の郭がある。
【案内】 県道85号線より上信越自動車道を潜って城山浄水場(上越市灰塚920)横を西へ600m行くと県営高田発電所入口右に駐車できる[マップコード126 311 012*37](地図)。県道横に説明板が建てられている。
又、県道85号線南約200mに熊野神社があり、その先を右折して約4㎞行ったカーブ手前に「黒田城址登城口」の標識がある[マップコード126 279 268*57](地図)。登城口横に駐車スペースがある。
発電所水圧管路に沿って、階段が設けられサージタンクまで登って行ける。タンク左よりよじ登り少し行くと、深い東堀切がある。その上段に腰郭があり、よじ登ると2段になった主郭がある。
主郭には社(土台は最近造られた)が祀られ、「城山山頂」の石碑が建てられている。西側に土塁が残り、鉄パイプの階段を下ると、堀切が2条ある。その先は遊歩道が続いている(西側林道に至る)。
【歴史】 築城時期は定かでないが、黒田氏の居城であった。
天文年間(1532~55年)黒田秀忠が長尾氏によって滅ぼされ、その後春日山城の支城となった。