須原城 (すはらじょう)
最寄地 長野県木曽郡大桑村須原828 2016.1.10
須原城 (すはらじょう)
最寄地 長野県木曽郡大桑村須原828 2016.1.10
登城ルート
登り口
二郭跡・虎口
二郭西の虎口状地形
最初の二重堀切
2番目の堀切
堀切・主郭虎口・土塁
主郭跡
須原城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【案内・感想】 国道19号線「須原駅」入口より県道265号線を約350m行き左折する。
JR 中央線を越えて約1km行った、越坂集落へ向かう峠の表記番地の南に送電線鉄塔巡視用登り口がある [マップコード632 082 627*07] (地図)。
比高50mほど登ると№22鉄塔があり、その前を左(西)に行くと、№23鉄塔がある。
鉄塔の左(西)に二郭があり、さらに登ると二重の堀切(空堀)があり、主郭虎口がある。
標高685m比高約70mの頂上主郭虎口付近に土塁が残っている。規模は東西約40m、南北約20mである。西に行くと一段下がって、細長い郭がある。
もう一つのルートとして、定勝寺より登ると、途中に金毘羅神社があり、№23鉄塔付近に出る。
【歴史】 定勝寺は木曽氏17代義在の館跡で、その背後に須原城がある。永正6年(1509)福島に上之段城を築城し、須原と福島を交互に本拠としていた。
天文十一年(1542年)には子の義康に家督を譲り、18代義康の代になって 福島城を築き福島を本拠と定め、19代木曽義昌に至っている。