日向城 (ひなたじょう)
最寄地 長野県佐久市根岸1347 2018.7.1
日向城 (ひなたじょう)
最寄地 長野県佐久市根岸1347 2018.7.1
登城ルート(緑線は車道)
登り口
2郭・奥が主郭切岸
主郭・八幡神社
2重堀切(東側)
2重堀切(西側)
3郭・土塁
3郭土塁・堀切
西の郭・浅い堀切
尾根側の堀切
日向城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高70m】
【感想】 佐久市根岸の日向地区の西から伸びた丘陵先端に築かれている。八幡神社の主郭から東側に階段状の郭があり、西側に2つの郭があり夫々深い堀切・竪堀で仕切られている。
特に、主郭背後の2重堀切や3郭背後の堀切・竪堀は弧状で深く見応えがある。
【案内】 佐久市根岸の表記番地より西へ行き、畑より左へ登り口が見える[マップコード85 230 027*84] (地図)。そこに何とか駐車できる。八幡神社への参道であるが、鳥居もなく草が茂っている。
登って行き、東端から小郭があり、上段に馬蹄形の2郭がある。その西上段に主郭があり、八幡神社が祀られ土塁が残っている。西側背後に幅広の堀切とそれに続く竪堀が残っている。
その西に中土塁のある2重堀切となっている。その西に土塁を備えた3郭がある。西に深い堀切・竪堀があり、その西の郭に浅い堀切がある。少し離れた尾根に堀切がある。
【歴史】 史実ははっきりしないが、武田氏の家臣・長坂釣閑斎光堅の居城であったとされる。その子昌国の居城ともいわれる。