谷城 (たにじょう)
所在地 福井県勝山市北谷町谷90 2017.8.4
谷城 (たにじょう)
所在地 福井県勝山市北谷町谷90 2017.8.4
ポンプ庫横の案内図
北谷道具博物館
柴田監物の墓
伊良神社鳥居
城跡碑
伊良神社
堀切
谷城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 東の奥河内川と西の薬下谷川に挟まれ、南に突き出た台地上に位置している。
神社西側のくびれた所には堀があったと思われ、その名残として拝殿左側に堀切が一部残っている。
【案内】 国道157号線より県道135線に入り約300m行くと、「第5分団ポンプ庫」横に観光案内図が掲示されている。
そこより約2km行った大きくカーブしたところに「柴田監物の墓」がある[マップコード791 668 691*57](地図)。
更に800m程行くと、伊良神社の入口に駐車場が用意されている[マップコード791 698 280*08]。北谷道具博物館や谷集会場があり、右に伊良神社がある。
鳥 居手前に説明板、「谷城跡」の石碑が建てられ、拝殿左側に堀切が残っている。
【歴史】 谷城は一向一揆衆の拠ったとされる城である。全国統一を目指す織田信長は、天正三年(1575年)五月長篠の戦いに勝利し、同年八月、白山麓の一向一揆を平定するため、越前に入り、家臣の柴田勝家に越前一国を任せた。
勝山には勝家の一族・柴田義宣監物が入り、谷地区の西脇惣左衛門を中心とする一向一揆勢と激戦が行われ、柴田義宣は惣左衛門に斬られ落命した。