早尾東城 (はやおひがしじょう)
所在地 愛知県愛西市早尾町村北115 2014.12.11
早尾東城 (はやおひがしじょう)
所在地 愛知県愛西市早尾町村北115 2014.12.11
常徳寺
早尾東城跡碑・説明板
説明板
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 常徳寺(表記番地)境内の鐘楼南に「早尾東城跡」の石碑、由来説明板が建てられている[マップコード78 084 445*38] (地図)。遺構は何も残っていない。
【歴史】 16世紀初めに津島の豪族・大橋源三右衛門が築城したと推定されている。
大永四年(1524年)勝幡城主・織田信定に攻められこの城を明け渡し和睦した。
天正十年(1582年)本能寺の変の後、織田信雄の家臣・橋本道一の弟である橋本大膳が城主となった。この頃の城は東西一町(約180m)南北30間(約55m)ほどで、城の近くに十四、五軒の民家が建ち並んでいたと伝えられている。
後に橋本大膳が矢合城へ移り、廃城となった。文禄元年(1592年)城の跡地へ常徳寺が建てられた。
なお東城に対して西城もあったと伝えられるが、詳細は不明である。