宮山城 (みややまじょう) (市の史跡)
所在地 三重県津市戸木町2436 2021.2.7
宮山城 (みややまじょう) (市の史跡)
所在地 三重県津市戸木町2436 2021.2.7
説明板
登城ルート(緑線は車道)
敏太神社参道(車可)
敏太神社
南側土塁・神社
副郭南側(右)の空堀
主郭南側の空堀
土橋・主郭土塁
主郭の稲荷神社
宮山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 戸木城の北北西約800mに位置し、敏太(とした)神社背後の丘陵に築かれている。
主郭は方形で土塁、空堀を巡らせ、東から南に逆Ⅼ字形の副郭がある。副郭の周囲にも空堀がよく残っており、南側に虎口が開いている。
【案内】 国道165号線より北に行き、左折した敏太神社(表記番地)に駐車できる[マップコード80 639 306*12]。
西側に説明板があり、本殿左より北に階段が続いている。
昭和五十一年(1976年)7月15日、津市の史跡に指定された。
【歴史】 天文年間(1532~55年)木造具政(こづくりともまさ)が戸木城の北の守りとして築いたと云われる。
天正十二年(1584年)小牧・長久手の戦いの際、木造氏は織田信雄方の一員として、羽柴秀吉方の蒲生氏郷と戦った。宮山城は氏郷軍に攻められ落城し、改修されその後の戸木城攻めの拠点に使われた。同時期に城山城が築かれたと考えられている。