傘松城 (かさまつじょう) (吉田城) (県の史跡)
最寄地 岐阜県飛騨市神岡朝浦1001-14 2018.10.7
傘松城 (かさまつじょう) (吉田城) (県の史跡)
最寄地 岐阜県飛騨市神岡朝浦1001-14 2018.10.7
登城ルート
朝浦不動・登り口
十八番
林道との合流点
主郭北の堀切
城跡標柱
主郭・三角点
主郭西側横堀
3郭(奥が横堀を挟んで2郭)
西の郭先の大堀切
傘松城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高370m】
【感想】 高原川と山田川の合流点南の標高802.7mの観音山に築かれている。
比高は高いが、尾根に点々と観音が配置されそれを辿ってゆけば迷う事はない。
倒木など多いが、主郭南西側に横堀、尾根に堀切がよく残っている。
【案内】 県道477号線の表記番地の南すぐに標柱と案内板、説明板が設置されている[マップコード191 861 609*65](地図)。
旧鉄道下をくぐって駐車できる。朝浦不動尊へ登り右側の階段を上り、すぐ左の遊歩道に入る。
途中には2番から18番の観音像が安置されている。最初のピークに11番が祀られ、下って再び登り鉄塔を潜って18番観音に向かう。
更に登ってゆくと、通行止めとなっている林道と合流する。北側にFM送信所などの建物があり、その南に堀切を挟んで主郭がある。
主郭の西下段に横堀があり、南西に2郭がある。2郭の周囲に横堀があり、南西下段に3郭がある。その先に堀切、細長い郭、2条の大堀切がある。
昭和四十六年(1971年)9月24日、岐阜県の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期は定かでないが、江馬氏が重要拠点として本城・高原諏訪城を見下ろす観音山に築いたとされる。