八幡平城 (はちまんだいらじょう) (新野古城)
最寄地 静岡県御前崎市新野4299 2022.9.11
八幡平城 (はちまんだいらじょう) (新野古城)
最寄地 静岡県御前崎市新野4299 2022.9.11
登城ルート
大手口の道標
東側上段の横堀
主郭
主郭北の堀切
小郭北の2重堀切
北郭
北郭西の大堀切
北郭北の2重堀切
北郭北の2重堀切(南側)
八幡平城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高50m】
【感想】 舟ヶ谷城の東隣にある標高約93mの山頂に築かれている。
広い南北2つの郭から構成され、2重堀切や大堀切がよく残っており、主郭南側には2段になった横堀など見所も多い。
【案内】 御前崎市新野にある想慈院(表記番地)の駐車場が利用でき、墓地前に説明板が建てられている[マップコード83 346 451*01]。
南側100mに大手入り口があり、少し登ると案内標識が建てられている(地図)。
少し登ってゆくと上下2段になった横堀が残っており、下段の横堀先に馬出がある。上段の横堀を西に行くと、2重堀切があり、反対側に広い本郭がある。
本郭の北に堀切、小郭、2重堀切があり、北に傾斜した北郭がある。北郭の西に大堀切があり、北郭の北東に2重堀切が残っている(地図)。
【歴史】 この地の領主新野氏の居城であった。新野左馬助親矩が新城(舟ヶ谷城)を築くと、その詰城として使用された。
天正年間初期に武田勝頼によって、高天神城への軍道の抑えとして改修された。天正九年(1581年)高天神城が落城すると、舟ヶ谷城と共に廃城となった。