茨山城 (いばらやまじょう)
最寄地 長野県北安曇郡白馬村神城7561 2019.8.10
茨山城 (いばらやまじょう)
最寄地 長野県北安曇郡白馬村神城7561 2019.8.10
登城ルート
参道・案内板
城跡・鳥居
南東の横堀
神社
背後の土塁
背後の堀と主郭切岸
古墳(南)
古墳(北)・空堀
茨山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高40m】
【感想】 三日市場城と谷地川を挟んで向かい合った標高791mの丘陵南端部に築かれている。
東西約36m南北約54mの境内は、城嶺神社創建時に改変されたようで、遺構かどうかはっきりしないが、西側と北側に土塁が残っている。南東の杉林の中に横堀が見られる。
背後に、鬱蒼としているが幅広の堀が残り、南の古墳には祠があり、北の古墳の周囲には空堀が残っている。
【案内】 県道33号線より北に行った表記番地の東側に、「城嶺神社跡地」の案内板があり、参道入口の南に駐車場が用意されている[マップコード691 839 602*86]。
城嶺神社は東麓に移築され、大鳥居と小さな社が建てられている。
【歴史】 天文年間(1532~55年)、北西にある飯田城主・大日方佐渡守の家臣大日方勘助により築かれたと云われる。
弘治二年(1556年)武田氏家臣山県昌景によって攻められ飯田城と共に落城したという。
明治四十二年(1909年)近くの神社を合祀して、城跡に城嶺神社が建てられた。その際城跡の大部分が破壊されたようだ。