田中城 (たなかじょう) (町の史跡)
最寄地 長野県上伊那郡箕輪町三日町960−1 2018.8.25
田中城 (たなかじょう) (町の史跡)
最寄地 長野県上伊那郡箕輪町三日町960−1 2018.8.25
土塁・説明板
説明板
城址碑
田中城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 】
【感想】 天竜川右岸に築かれた平城で、棚木城の南東約800mに位置している。低い土塁が残っている。
【案内】 綿半スーパーセンター箕輪店(表記番地)の南東の交差点横に「田中城址」の石碑と説明板が建てられている[マップコード171 494 030*51]。
昭和五十二年(1977年)5月9日、箕輪町の史跡に指定された。
【歴史】 福与城主藤沢頼親は天文十四年(1545年)、武田信玄の伊那侵攻で開城、小笠原長時の元に身を寄せた。
天文二十三年(1554年)、藤沢頼親は小笠原氏と共に上洛し三好長慶に仕えたという。長慶の没後に旧領箕輪に帰り、田中城を築いて居城とした。
天正十年(1582年)に武田勝頼、織田信長が相次いで滅ぶと、天正壬午の乱では北条氏直に属することを企てるが、徳川家康方の保科正直に攻められ、田中城で子・頼広と共に自害した。