二穴城 (ふたあなじょう)
最寄地 石川県七尾市能登島二穴町イ56 2017.6.23
二穴城 (ふたあなじょう)
最寄地 石川県七尾市能登島二穴町イ56 2017.6.23
登城ルート(緑線は車道)
多賀神社参道
多賀神社右より
切岸
2郭
主郭坂虎口
主郭虎口の土塁
主郭・南の土塁
二穴城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高30m】
【感想】 七尾南湾に臨む標高36.4mの丘陵にあり、南端の主郭より北に2郭、3郭と配置していた。
3郭方向は草木が葛で覆われ、進入できなかった。2郭の南に1mほど高く、主郭があり、部分的に土塁が残っている。大部分竹林となっている。
【案内】 県道257号線を二穴集落に向かい、漁港付近の空き地に駐車できる[マップコード590 407 225*62]。
徒歩で細い路地を抜け多賀神社(表記番地)(地図)に向かう。多賀神社は津波避難場所になり、各電柱に案内標識がある。
多賀神社の拝殿右より登る。南端に主郭があり、その北に2郭、2郭の北西に3郭がある。
【歴史】 室町時代、七尾南湾の船の航行監視を目的とし、能登国守護・畠山氏により築かれた。
その後、天正九年(1581年)に前田利家が七尾城に入城した際、家臣高畠茂助を配したと云われる。