棚木城 (たなぎじょう)
最寄地 石川県鳳珠郡能登町宇出津イ112‐1 2014.10.26
棚木城 (たなぎじょう)
最寄地 石川県鳳珠郡能登町宇出津イ112‐1 2014.10.26
遠景(先端)
案内板
配置図
本丸跡・碑
米流し坂
棚木城 本丸跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 「西谷啓治記念館」(表記番地)南に遠島山公園となっており、駐車場が用意されている[マップコード329 154 763*75]。
「風土記の館」「益谷秀次記念館」「歴史民俗資料館」「羽根万象美術館」などが建てられている。
平坦面(曲輪)などの遺構が、日本海に突き出た半島の基部付近から先端部にかけて広範囲に広がる大規模な城郭であり、本丸、二の丸等の跡が残っている。
棚木城は、海防に当たっていたと云われ、近くの入江は船隠しと呼ばれ、園内のしらさぎ橋上から一望できる。
【歴史】 室町幕府の管領で能登畠山氏三代当主畠山義統(よしむね)の二男棚木左門が築いたと云われる『現地案内板』。
二男は慶致(よしむね・左衛門佐)であるが同一人物か。
天正五年(1577年)上杉謙信の軍勢に水攻めに遇った際、米を流して滝に見せかけた米流し坂も残っている。