別府氏城 (べっぷしじょう)
最寄地 三重県伊賀市上阿波272 2022.4.30
別府氏城 (べっぷしじょう)
最寄地 三重県伊賀市上阿波272 2022.4.30
登城ルート
県道入り口の道標
入口
西側通路横の石垣
主郭虎口(外側)
主郭虎口(内側)・石積
櫓台
北尾根の堀切・櫓台
北尾根2番目の堀切
別府氏城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 服部川と島の川の合流点に向けて伸びた丘陵先端に築かれている。
東側を覗く他の三方に土塁が巡り、北西に櫓台があり南側に石積み残る虎口がある。虎口下の左に横堀が見られる。
また櫓台の背後に2条の堀切が残り、櫓台に近い方は深い。
【案内】 国道163号線「伊賀街道」と県道668号線の交差点横に「別府氏城跡」の道標が建てられている[マップコード213 064 209*80]。
旧伊賀街道とされる道を下り、「島の川」を渡って100m先を左折して山裾に行くと入り口にフエンス扉がある(地図)。
用水路に沿った道を少し行くと石垣があり、そこから右斜面を登ると城跡に着く。
【歴史】 室町時代、別府氏により築かれたといわれる。
天正七年(1597年)第一次天正伊賀の乱で、織田信雄軍を撃退したという。