今徳城 (こんどくじょう)
所在地 三重県津市安濃町今徳230 2021.1.11
今徳城 (こんどくじょう)
所在地 三重県津市安濃町今徳230 2021.1.11
登城ルート
南光寺
南光寺の城址碑・奥山常陸之介供養塔
今徳城跡
アパート横の堀跡
西側空堀
北西側空堀
今徳城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 連部城の南東約100mの安濃川の支流に面した崖端城となっている。
アパートや畑となり遺構は少ないが、アパートの北西にある森に土塁や横堀が残っている。
【案内】 県道411号線に面した南光寺(安濃町今徳296)の駐車場が利用できる[マップコード80 878 142*04]。
南光寺も城域と云われ、本堂左に自然石の「今徳城址」碑と「奥山常陸之介供養塔」の石碑が建てられている。
北東に歩いて行ったアパート(表記番地)一帯が城跡で、建物西側に空堀があり、さらに北西の森にⅬ字型の土塁、横堀が残っている。
【歴史】 応永年間(1394~1428年)北畠氏の家臣・奥山平太夫貞兼によって築かれたと云われる。
永禄十一年(1568年)織田信包によって攻められたが、北畠氏の援軍を得て落城しなかった。
奥山常陸介は北畠氏の養子となった織田信雄に従っていたが、天正四年(1576年)三瀬御所を攻めた三瀬の変では、病と称して参戦しなかったという。