小川城 (おがわじょう)
最寄地 三重県亀山市小川町865 2019.7.9
小川城 (おがわじょう)
最寄地 三重県亀山市小川町865 2019.7.9
登城ルート(緑線は車道)
入口の標柱
公園・城跡遠景
図書頭墳墓・右へ入る
土塁・右が空堀
主郭虎口・土塁
土塁(左が主郭)
主郭南東の石積
小川城館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 安楽川の支流前田川右岸の丘陵先端部に築かれている単郭の城の様だ。
図書頭墳墓手前の通路は何とか歩けるが、堀や主郭は藪で鬱蒼としている。草木の少ない縁辺を伝って歩いてみると南東側に長さ10m程の石積みが見られる。
当初、標柱に「万寿寺の南側丘陵」とあったので、万寿寺周辺を探したが見つからなかった。「万寿寺と前田川を挟んだ南側丘陵」などと具体的に記してほしい。
【案内】 県道11号線の城跡入口の擁壁に小川城館跡の標柱が建てられている[マップコード213 501 225*01]。下の道を東へ60m程行くと公園がありそこに駐車できる。
公園の東に住宅(表記番地)があり、庭先前の細い道を進むと右側に墓石群があり、手前を土塁に沿って入ってゆく。
右側に土塁、低く幅広の空堀、主郭の土塁と並んでいる。
主郭は西側と北側に土塁があり、東と南は断崖となっている。
【歴史】 若山城主・関安芸守盛信の家臣・小川図書頭の居城と云われる。その先祖・小川下野守は正平二年(1348年)十一月、凶徒追討の戦功によって、南朝綾小路大納言より感状を受けたという。
小川丹波守、図書猪之助らが居城したという。『現地標柱より』