田代城 (でんだいじょう) (蓮台城)
所在地 岐阜県羽島郡笠松町田代670‐1 2014.11.25
田代城 (でんだいじょう) (蓮台城)
所在地 岐阜県羽島郡笠松町田代670‐1 2014.11.25
白鬚神社
白鬚神社
説明板
説明板
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 田代城跡地には白鬚神社(表記番地)が建てられ、北側市道から駐車場に入れる[マップコード28 375 766*16](地図)。
この地には奈良時代の寺院跡(蓮台寺、東流廃寺)があり、昭和三十二年(1957年)土地改良工事の折、多くの布目互などと共に礎石の半分が発掘されている。残り半分の礎石は西宮町の東別院に運ばれている。
斉藤道三の娘の帰蝶(濃姫)は織田信長の元に嫁いでいる。天文二十二年(1553年)、斎藤道三と織田信長は尾張国中島郡冨田村(現一宮市)の正徳寺(正徳寺)で親子対面し、帰りを共にする。
田代城にて別れの儀式を行い、道三は稲葉山城に、信長は那古野城に戻っていったという。『白鬚神社の説明板』。
【歴史】 築城は1500年代初頭と言われているが、不明である。初代城主の森可勝は森成利(蘭丸)等を輩出した、戦国武将の森氏であり、大永三年(1523年)後の当主森可成(よしなり)はこの城で生まれている。
その後、天文二十一年(1552年)可成長男傳兵衛可隆、羽栗郡蓮臺に於いて誕生している。
永禄元年(1558年)蓮臺に於いて可成の次男勝蔵(後の長可)が誕生している。
永禄三年(1560年)蓮台に於いて森越後守可行の次男九一郎(後の対馬守可政)が誕生している。
永禄八年(1565年)可成の三男蘭丸長定(乱丸成利)が金山城に於いて誕生している。廃城時期は不明。