姫ヶ城 (ひめがじょう) (興徳寺城・渡合城)(どあいじょう) (市の史跡)
最寄地 石川県輪島市三井町渡合下渡合8甲 2017.6.24
姫ヶ城 (ひめがじょう) (興徳寺城・渡合城)(どあいじょう) (市の史跡)
最寄地 石川県輪島市三井町渡合下渡合8甲 2017.6.24
説明板
登城ルート(緑線は車道)
林道入口・標識
終点駐車場・説明板
堀切
腰郭・主郭
腰郭・主郭
主郭・四阿
三井町方面
姫ヶ城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m】
【感想】 三井町渡合と打越町の境界の標高200mの山頂にある。東側を河原田川が流れている。腰郭も含め約20m四方の砦程度の規模である。
【案内】 県道1号線の「小渕橋」南に林道入口があり標識が建てられている[マップコード 283 558 648*63](地図)。
林道は約1000m(徒歩30分)で一部轍があるが、車で反時計廻りに城跡西まで行ける。駐車場に説明案内板が建てられている。
東に歩くと堀切があり、頂上に腰郭を伴った主郭があり、四阿が建てられている。
昭和三十二年(1957年)8月13日、輪島市の史跡に指定された。
【歴史】 城主は長氏の武将三井氏と伝えられる。長享元年(1487年)の江州在陣衆の中に三井左京亮の名がみえる。
一方、三井町仏照寺縁起には、文明年間(1469~87年)畠山氏の家臣三井ノ城主温井備中の次男政貞が出家し、真言宗興徳寺を号したと伝えている。
三井地区は長氏と温井氏の領地の境であったことが窺える。