枳城 (からたちじょう) (国の史跡)
最寄地 三重県松阪市小阿坂町3619 2016.4.23
枳城 (からたちじょう) (国の史跡)
最寄地 三重県松阪市小阿坂町3619 2016.4.23
登城ルート
入口・標識
西側の堀道
西側堀切
主郭跡・説明板
大日如来
東側堀切
枳城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高100m】
【案内・感想】 県道58号線より西へ、山見集会所(表記番地)の西の伊勢自動車道を潜る。
南東に150mほど行った分岐に案内標識があり、2つ目の分岐を左折、2軒の建物横を過ぎ300mほど西に行くと、登り口がある[マップコード80 280 769*56](地図)。
案内標識に従ってゆくと尾根に出、右に登ってゆくと堀切があり、反時計回り遊歩道が付いている。大日山と呼ばれる主郭跡には、文字褪せた説明板が建てられ、大日如来坐像がある。
阿坂城(白米城)から東南に約1㎞隔たった標高180mの山頂に築かれている。
昭和五十七年(1982年)4月7日、国の史跡に指定された(指定面積9697㎡)。
【歴史・構造】 江戸時代初めの「南方紀伝」には、阿坂城には2つの出城があったと記され、その1つが枳城と考えられる。阿坂城跡に国指定史跡化に伴い、「附(つけたり)」として指定されるに至った。
城跡は東西に長い60m×30m高さ6m規模の台状地を中心に、東と西に堀切を具え、北と南側には幅5~10mの帯状の平坦地がある単郭である。『松阪氏教育委員会説明板』より。