根井氏館 (ねのいしやかた)
所在地 長野県佐久市根々井622 2015.10.12
根井氏館 (ねのいしやかた)
所在地 長野県佐久市根々井622 2015.10.12
館跡標柱・正法寺
根井行親供養塔
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 県道139号線より西に行った正法寺(表記番地)の北東隅に大きな「根々井氏館跡」の標柱が建てられている[マップコード85 324 808*54] 。
また本殿と墓地の間に「根井行親供養塔」が建てられている(地図)。
北東約600mの湯川の右岸の崖城にも、「根井幸親居館跡」の石碑があり、館跡「道本城」とされているが、どちらが館跡か、或いは両方とも館跡なのか判然としない。
【歴史】 滋井氏の一族望月国親が根々井に居住し根井氏を名乗った。その子根井行親は木曽義仲の四天王の一人で、保元元年(1156年)七月、保元の乱では源義朝に従って活躍し、治承四年(1180年)木曽義仲が挙兵するとそれに加わって各地を転戦した。
寿永三年(1184年)一月、源頼朝の命により源範頼・源義経の追討軍に攻められ、木曽義仲と共に近江へ逃れ「宇治川の戦い」で討死した。