堅田城 (かただじょう) (市の史跡)
最寄地 石川県金沢市堅田町丙53 2017.6.24
堅田城 (かただじょう) (市の史跡)
最寄地 石川県金沢市堅田町丙53 2017.6.24
登城ルート(緑線は車道)
南側遠景・森本トンネル
登り口・標識
西側の曲輪
主郭虎口
主郭
主郭北側・櫓台
畝状竪堀
北東の堀切
堅田城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 「ジョウヤマ」と呼ばれる標高113.1mの尾根南西端にあり、直下を国道249号線(山側環状線)森本トンネルが貫通している。
主郭の切岸は10m以上と高く、北側尾根を堀切、竪堀で防御している。
【案内】 山側環状線高架に差し掛かる国道159号線に案内標識があり、そこより北に行き橋の点前に説明板が建てられ、橋を渡ると、駐車スペースがある[マップコード41 684 778*84]。
その先に案内標識があり、「県立医王特別支援学校」と墓地の間を登ると終点に登り口がある(地図)。
西側に曲輪があり、一段高い主郭は約40mと広く、北側に櫓台が残っている。北に下ると畝状竪堀があり、その先に北東堀切とそれに続く竪堀が竹林の中に残っている。
平成十八年(2006年)7月11日、金沢市の史跡に指定された。
【歴史】 発掘調査の結果、弥生時代後期、飛鳥時代、鎌倉時代の土器なども出土し、戦国時代から安土桃山時代の遺構であることが分かった。
現在みられる遺構は、16世紀後半に一向一揆衆が築いたか、もしくは改修したものとされる。