小渡城 (おどじょう)
最寄地 愛知県豊田市小渡町寺ノ下18-19 2018.11.23
小渡城 (おどじょう)
最寄地 愛知県豊田市小渡町寺ノ下18-19 2018.11.23
登城ルート
増福寺
遊歩道・案内板
主郭切岸・説明板
説明板
主郭・石塔
堀切・2郭
2郭・坐像
畝状竪堀
南側堀切
小渡城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 矢作川とその支流介木(けんぎ)川に挟まれた標高約248mの尾根先端に築かれている。
2つの主要郭や3ヶ所の堀切、畝状竪堀などがよく残っている。点々と標識があり、迷うことも無く遺構を見ることが出来る。
【案内】 県道11号線「小渡交差点」より小渡市街へ入り狭い道を東へ行くと増福寺(表記番地)がある。駐車スペースは少ないが、休日であり手前の旭郵便局に駐車した[マップコード281 823 267*84] 。
増福寺本堂左から斜めに遊歩道が設けられている。八十八弘法の祀られた遊歩道を登ってゆくと、尾根に土塁状遺構が在り、「弘法山石仏」が祀られている。
右の細尾根を200m余行くと、主郭虎口に説明板が建てられている。主郭には石塔が建てられ、南側に小郭、堀切がある。
北東側に堀切、2郭があり、坐像が建てられ、その下段に堀切がある。戻って、堀切を南に行くと畝状竪堀が残っており、南側堀切につながっている。
【歴史】 築城時期など詳細は定かでないが、今川義元に従った鱸(すずき)兵庫助が美濃の岩村衆と広瀬右衛門太夫(豊田市)と協力して、弘治二年(1556年)に小渡城を普請したという。