八田城 (はったじょう) (市の史跡)
最寄地 三重県松阪市嬉野八田町129 2021.2.7
八田城 (はったじょう) (市の史跡)
最寄地 三重県松阪市嬉野八田町129 2021.2.7
説明板
登城ルート(緑線は車道)
登り口の城跡碑・説明板
摸擬砦門
土塁・堀道
南東の井戸
主郭虎口
主郭・土塁
主郭北東の土塁・櫓
南側堀切
八田城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 中村川右岸南側の標高約58mの丘陵先端部に築かれている。
主郭は直径50m程の規模で高土塁を巡らせ、南東斜面に井戸や堀切、それに続く竪堀がよく残っている。
【案内】 県道30号線より南に行った松阪市嬉野八田町の表記番地南に入口があり、そこに駐車できる [マップコード80 399 459*53](地図)。
フエンス扉のある登り口に城跡碑と説明板が建てられている。
摸擬砦門を潜り堀道を登って行くと、井戸跡があり、主郭に着く。
主郭は50m程の広さで土塁が巡らされている。主郭の南には堀切があり橋が架けられ、小高い山頂の南西に堀切が見られる。
平成十八年(2006年)3月23日、松阪市の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期など詳細は不明だが、明治年間作成の地誌をまとめたと思われる『伊勢名勝志』には三浦氏の築城とされ、三浦氏はその後大多和氏になった。
近世の地誌『勢陽五鈴遺響』によると、大多和兵部少輔の居城と伝えられる。