荒戸城 (あらとじょう) (県の史跡)
所在地 新潟県南魚沼郡湯沢町神立 2015.8.15
荒戸城 (あらとじょう) (県の史跡)
所在地 新潟県南魚沼郡湯沢町神立 2015.8.15
登城ルート(緑線は車道)
登り口
空堀・曲輪
二の丸跡
本丸坂虎口
本丸跡・土塁・標柱
本丸櫓台
三の丸横堀
三の丸跡
荒戸城 本丸跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高90m】
【案内・感想】 関越自動車道「湯沢IC」出口より国道17号線を高崎方面へ約5.7km行き、芝原トンネル手前を左折、旧道を約600m行ったカーブ先に駐車スペースがあり、登り口がある[マップコード554 845 737*08](地図) 。
国道17号線芝原トンネルの直上に位置し、南に登ると、横堀、虎口があり、碑の建てられた二の丸がある。横堀に沿って右に行くと、竪堀があり、横堀の端の土橋を登ると、標柱の建てられた三の丸がある。
本丸へはその右側より登って搦め手に着く。二の丸より大手を通っても行ける。比高約90m最高所の本丸には土塁が良く残り、標柱が建てられている。
昭和五十一年(1976年)3月31日、新潟県の史跡に指定された。
【歴史】 天正六年(1578年)御館の乱の際に上杉景虎(北条氏康の七男)の援軍として北条氏の侵入を阻止するために、上杉景勝が深沢利重・登坂与衛門尉らに命じて築城した。
八月、北条勢は荒戸城を攻め落城した。翌年三月、上杉景勝が荒戸城を奪還した。天正九年(1581年)二月三日、景勝は、樋口与三右衛門兼重・冨里三郎左衛門らを城将に命じた。
慶長三年(1598年)上杉景勝の会津移封により廃城となった。