見附城 (みつけじょう) (市の史跡)
最寄地 新潟県見附市元町1丁目3−66 2017.6.3
見附城 (みつけじょう) (市の史跡)
最寄地 新潟県見附市元町1丁目3−66 2017.6.3
登城ルート(緑線は車道)
元町神社
遊歩道の西国観音
虎口
主郭
主郭・土塁・祠
空堀・土橋
北東の郭
見附城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 標高117.5m比高約90mの城山に築かれており、主郭の北東側の郭との間に空堀・土橋が残っている。東西約30m南北約80mの広さがあり、3方に腰郭がある。
【案内】 見附運動公園の北にある「総持寺」(表記番地)に駐車出来る[マップコード58 442 248*54]。
西に50mほど行った「元町神社」拝殿右側に遊歩道登り口がある(地図)。遊歩道の途中には点々と、西国観音が祀られている。
主郭は東西約40m南北約60mの広さがあり、説明板が建てられている。
昭和六十年(1985年)見附市の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期は定かでないが、三条長尾氏の家臣丸田右京之助の居城と伝えられる。その後も丸田氏の管理下にあったと思われる。
当地は栃尾と三条を結ぶ街道筋にあたり、軍事的拠点として見附城を中心に周辺には小栗山城、大面城が築かれ複合的城郭として機能していたと考えられる。
天正六年(1578年)上杉謙信没後の家督争い(御館(おたて)の乱)の際、上杉景虎に味方した丸田掃部助が籠城した。天正八年(1580年)上杉景勝に攻められ落城した。