田代城 (たしろじょう)
最寄地 愛知県豊田市下山田代町入北切13 2018.11.23
田代城 (たしろじょう)
最寄地 愛知県豊田市下山田代町入北切13 2018.11.23
説明板
登城ルート
説明板・遠景
登り口・標識
主郭・標識
主郭・土塁
東背後の1条目の空堀
2条目の空堀
3条目の空堀
田代城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高25m】
【感想】 豊田市下山田代町入北切の比高25mほどの尾根先に築かれている。
期待せずに登ってみたが、意外にも東側背後には高土塁や3条の空堀がよく残っている。
【案内】 国道301号線より東に行った市道横に説明板が建てられている[マップコード281 097 561*55](地図)。その少し手前の三叉路付近が広くなっており、路肩に駐車できる。
西の尾根先にある道路沿いに標識があり、約230m集落の道を行き、左に折れフエンスの間を登ってゆくと城跡に着く。主郭には無線塔が建てられ、東側に土塁があり、背後に2条の深い空堀と1条の浅い空堀が残っている。
【歴史】 築城時期など詳細は不明だが、『三河国二葉松』には、城主として森外記、松平主税或甚五左衛門の名が挙げられている。
『東照軍鑑』には、天文年間(1550年頃)の事として駿河の今川氏が竹千代(家康)などを田代城へ出兵させ、松平道久を攻め降したと記されている。
天正二年(1574年)四月、甲斐の武田軍に攻め落とされた(元亀二年(1571年)とする説もある)。『下山村教育委員会説明板』より。