水番城 (みずばんじょう/すいばんじょう )
最寄地 長野県松本市入山辺593 2015.12.6
水番城 (みずばんじょう/すいばんじょう )
最寄地 長野県松本市入山辺593 2015.12.6
登城ルート
登り口・扉(左上)
灯籠
南方秋葉神社・物見郭
2重堀切
段郭・主郭
主郭
主郭石垣
3重堀切
南郭南端の堀切・尾根
水番城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高150m】
【案内・感想】 「南方諏訪社」の西、表記番地[マップコード75 797 737*28]より南東に約100m行くと、獣除けフエンス扉がある(地図)。付近の道は狭く駐車スペースは少ない。訪れた時は無かったが、最近市道入口横に説明板が建てられたようだ(地図) 。
10mほど登って左折し、急な九十九折れの堀道を登ると、比高約110mの尾根先端に南方秋葉神社(地図)の建つ三の郭がある。南に行くと、堀切とそれに続く竪堀がある。
その南に広い二の郭があり、二重の堀切の南に一段高く、主郭がある。段郭があり上段に、比高約150mの尾根の頂上に主郭がある。南に土塁があり、東から南にかけて石積みが残っている。
南に下って、三重の堀切・竪堀があり、細長い郭がある。深い堀切の南に郭があり、山側と堀切で切断されている。
【歴史】 築城年代は定かではないが、寛正元年(1460年)に小笠原信濃守清之によって築かれたと 云われる。
小笠原氏の本城である林大城の東約1kmにあり、文字通り水之手を守るために築かれた支城である。
天文年間(1532~55年)の小笠原長時の頃には山辺持続が守っていたという。