若神子城 (わかみこじょう)
所在地 山梨県北杜市須玉町若神子 2014.1.3 2015.9.13
若神子城 (わかみこじょう)
所在地 山梨県北杜市須玉町若神子 2014.1.3 2015.9.13
登城ルート(赤は大城/緑は北城/青は南城)
リゾート施設・ここから南へ
テニスコート南の土塁
北城跡・標柱
須玉町ふるさと公園・説明板
薬研堀跡
烽火台
大城主郭・説明板
南城の法徳寺
法徳寺東側土塁
若神子城 大城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 国道141号より県道28号を西へカーブを2つ曲がり登って行くと「須玉町ふるさと公園」駐車場がある[マップコード167 770 107*06]。
古城または大城と呼ばれるところで、南に行くと薬研堀があり、その南に東郭、主郭がある。東に須玉の町並が眺望できる。
また北方約300mの丘陵のテニスコートのある「クラブベルデ」(須玉町若神子2852−7)の南に北城がある。テニスコート南に土塁があり、そこから荒涼とした平地が南へ続き、300mほど 南側に朽ちた標識が立っている[マップコード167 771 607*56](地図)。
南城は南西約300mの法徳寺(北杜市須玉町若神子4495−309)の敷地となっている[マップコード167 740 490*00](地図)。
㈱リガクの西より、「法徳寺入り口」の標識がある[マップコード167 739 269*12] 。大城と向かい合う広い台地の上、削平され遺構はないが、南の入り口が虎口風で東側の土塁らしい高まりがある。
【歴史】 平安時代末期、新羅三郎義光により築かれた。
天正十年(1582年)武田氏滅亡後、信州から侵攻した北条氏直が古城に籠り、家康が率いる徳川勢と対峙した(天正壬午の戦い)。北条方により薬研堀が掘られた。