榊原城 (さかきばらじょう)
最寄地 三重県津市榊原町5848 2021.1.11
榊原城 (さかきばらじょう)
最寄地 三重県津市榊原町5848 2021.1.11
登城ルート(緑線は車道)
小学校南の登り口
横堀
虎口
土塁
曲輪・土塁
主郭(グランド跡)
榊原城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 榊原小学校南から少し上ると左右に横堀が残っており、虎口手前に祠があり、左右に土塁が残っている。
西側はグランド跡の空き地となり、さらに西はかっての団地造成地のようで改変されており、道路以外は薮に覆われ見るべきものはなかった。
【案内】 県道28号線「亀山白山線」に面した「津市立榊原小学校」(表記番地)南側に登り口がある(地図)。
車の場合、ここは道が狭いので北西側から入る道があり[マップコード823 134 322*41]、未舗装道に駐車して南東に歩くと城跡に着く。
北西部は住宅予定地であったようで未舗装道路跡が縦横に通っており、南東の主郭はグランドであったらしく、南東土塁前にバックネットの鉄骨が残っている。
【歴史】 清和源氏の流れを汲む仁木義長の9代の後裔・清長が北畠氏の家臣となり、榊原氏を名乗り築城したと云われる。
永禄年間(1558~70年)清長の子氏経は大和国宇陀郡の戦で討死した。
その子の刑部少輔と孫の三左衛門尉まで榊原城を居城とし、北畠氏に仕えた。
天正四年(1576年)北畠氏が滅んだ後に、三左衛門尉は織田信長に従った。
天正十二年(1584年)には織田信包に仕え、伊勢国奄芸郡中山に移ったといわれる。