高城砦 (たかつきとりで)
所在地 愛知県新城市富岡 2019.3.2
高城砦 (たかつきとりで)
所在地 愛知県新城市富岡 2019.3.2
登城ルート
登り口の高城砦の標柱
北側斜面
主郭・説明板
縄張り図
二郭
南東堀切
高城砦跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高240m】
【感想】 新城市と豊川市の境に位置し、平尾山より北西に伸びた標高384mの山頂に築かれている。
五葉城の南東約300mにある。土塁のある主郭と南下段に二郭があり、その南尾根に土塁付の堀切がよく残っている。
【案内】 県道81号線より表記番地横を通り、東名高速道路を潜って五葉湖を過ぎ、左に分岐した道のゲート手前に駐車できる[マップコード43 615 225*11](地図)。
そこから2.4km約45分延々と登ってゆくと五葉城に着く。五葉城の西側の砂利道を南に約300m行くと、「高城砦・平尾山→」の道標が建てられ、そこより右の尾根伝いに比高約40m登ると、高城砦に着く。
【歴史】 永禄三年(1560年)の桶狭間の戦い後、西郷氏と菅沼氏は徳川家康に属したため、翌年野田城が今川方に攻められ、城主菅沼定盈(さだみつ)は縁戚関係にある西郷に退き、高城砦を築いたとされる。
永禄五年(1562年)今川氏真方に攻められ、西郷正勝・元正父子は討死したが、菅沼定盈は生き延び野田城を奪還した。