甘利氏館 (あまりしやかた)
所在地 山梨県韮崎市旭町上條北割2990 2019.1.27
甘利氏館 (あまりしやかた)
所在地 山梨県韮崎市旭町上條北割2990 2019.1.27
扇子平山城跡由緒
大論寺
甘利君遺徳碑
左衛門尉甘利昌忠の墓(左)
甘利氏館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 大論寺及び東の県道一帯が館跡とされ、畑や道路となり、遺構は消滅し、説明板が建てられているのみである。
【案内】 大論寺(表記番地)前の県道12号線に面して「大輪寺東遺跡」「扇子平山城跡由緒」の説明板が建てられている[マップコード167 383 225*22]。
大論寺本堂前には「甘利君遺徳碑」が建てられ、本堂裏に「開山日國上人」の左に「左衛門尉甘利昌忠君之墓」がある。
南西約1.5kmの山頂には、甘利氏の詰城・扇子平山城がある。
【歴史】 『甲斐国志』によると、大輪寺を中心とした地域に、甘利氏の居館があったとされている。
武田信義の嫡子・一条忠頼は次子行忠を甘利庄に封じ、甘利を姓として館を構え、詰城扇子平城を築いた。
甘利氏は武田信虎、信玄の時代の甘利虎泰・昌忠をはじめ、代々武田家の重臣を務めた。