二ツ柳城 (ふたつやなぎじょう)
所在地 長野県長野市篠ノ井二ツ柳 2020.11.7
二ツ柳城 (ふたつやなぎじょう)
所在地 長野県長野市篠ノ井二ツ柳 2020.11.7
二柳神社鳥居
石段
社殿
西側石垣
西側の黄金沢
東の堀切
二ツ柳城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 長野市篠ノ井二ツ柳の二柳神社が城跡とされている。
西側から南側に黄金沢が流れているが、元は堀であったと云われる。北東側に浅い堀切があり、かなり古そうな石垣がある。
【案内】 南側を通る市道に「金剛院」「二柳神社」入口がある[マップコード177 825 841*41]。
坂道で狭くすぐ右に曲がるが、普通車はきつく徒歩が良いかもしれない。その場合は市道東側のゴミ置き場横に駐車できる[マップコード177 825 875*71]。
入口から、約220m行くと神社鳥居があり、黄金沢を挟んで二柳神社がある。
【歴史】 築城時期や廃城時期共に不明であるが、応永七年(1400年)には廃城となっていたようだ。
応永七年(1400年)室町幕府に信濃守護に任命された小笠原長秀軍4千弱と村上氏・井上氏・高梨氏・仁科氏ら有力国人領主と中小国人領主の国衆連合軍1万以上が善光寺平南部で戦い、国衆連合軍が勝利した(大塔合戦)。
長秀以下150騎は塩崎城に逃げ込み残りの300騎余りが途中の大塔の古城(古砦)に辛うじて逃げ込んだ。
この古城が二ツ柳城、西にある夏目城の両方と比定されている。