木造城 (こつくりじょう)
所在地 三重県津市木造町 2021.2.7
木造城 (こつくりじょう)
所在地 三重県津市木造町 2021.2.7
説明板
微高地の畑・土壇
土壇
城址碑
木造城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 津市木造町の周囲の水田より少し高い畑となっており、南西隅に櫓台状の土壇が残っている。
【案内】 国道23号線「中勢バイパス」高架下より東に約550m行った田園の中に土壇がある[マップコード80 555 572*26]。城址碑と由来碑、説明板が建てられている。
【歴史】 貞治五年/正平二十一年(1366年)北畠権大納言顕能の三男顕俊により築かれ、木造(こつくり)氏を名乗った。
享禄元年(1528年)7代俊茂が南西約300mの軟弱地盤にあった古城より、現在地に新たな城を築き移った。
永禄十二年(1569年)織田信長の南伊勢侵攻により臣従し、本能寺の変後は信長の次男信雄に従った。
天正十二年(1584年)羽柴秀吉方の蒲生氏郷に攻められ落城するまで56年間使用された。