白山城南砦 (はくさんじょうみなみとりで) (ムク台) (国の史跡)
最寄地 山梨県韮崎市神山町鍋山2455 2019.1.27
白山城南砦 (はくさんじょうみなみとりで) (ムク台) (国の史跡)
最寄地 山梨県韮崎市神山町鍋山2455 2019.1.27
登城ルート(緑線は車道)
白沢橋からの遠景
登り口・標識
7号目の土橋
9号目の堀道
主郭南東側・土塁
南側の堀切・竪堀
南端の細尾根
白山城 南砦跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高220m】
【感想】 白山城の南約800mに位置する標高694の尾根頂上に築かれている。
30m四方ほどの単郭で北西側が少し低くなり、窪地が見られ、南東側に低い土塁が残っている。南西尾根に堀切とそれに続く竪堀が2条残っており、土橋状の細尾根が続いている。
【案内】 県道12号線「神山町」交差点より西に行き、右折して行くと「白沢橋」に出る。その手前を左折、沢の南側堤防道路を西に行くと、突き当りにゲートが設けられ、その前に駐車できる[マップコード167 411 403*83](地図)。沢を越えて北に行くと白山城登り口がある。
ゲートの50mほど先に「ムク台」の標識があり、左に入る。そこから、歩きやすい遊歩道が続き、ピンクのマーカーもあり迷う事はない。
平成十三年(2001年)1月29日、ムク台跡として、白山城、北方の北烽火台跡と共に国の史跡に指定された。
【歴史】 戦国時代、武田氏の領国経営の烽火台ネットワークの一つとして築かれた。白山城南の防衛上重要な拠点としての役割を担っていた。