堀江城 (ほりえじょう) (堀江陣屋)
最寄地 静岡県浜松市西区舘山寺町1891 2014.12.7
堀江城 (ほりえじょう) (堀江陣屋)
最寄地 静岡県浜松市西区舘山寺町1891 2014.12.7
対岸より遊園地遠景
遊園地入口
観覧車の北側石垣
ホテル九重の南の陣屋跡の 御陣山
堀江城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 遊園地「浜名湖パルパル」(表記番地)に向かう。バス停「舘山寺温泉」前に案内板が建てられている[マップコード43 359 245*24]。
遊園地の観覧車の建つ所が城跡であり、北側(地図)に古い石垣がある。
西のホテル九重の南の御陣山に、「遠鉄稲荷大明神」があり、その上に陣屋の平坦地がある(地図)。 また「堀江城地蔵」がある。
【歴史】 鎌倉時代に大沢基久が築城したと伝えられる。 戦国時代も大沢氏が城主であったが、今川氏の勢力下に入り、宇津山城などとともに、三河に対する抑えとして機能した。
永禄十二年(1569年)大沢基胤(もとたね)は、徳川家康に攻められ、遠江における今川方最後の拠点として激しく防戦したが、結局は和睦する形で降伏し、以後家康の配下として小牧・長久手の戦いに従軍した。
基胤の子、大沢基宿は、関ヶ原の戦いの後、1550石を与えられ旗本になり、慶長八年(1603年)に高家(大名以下扱い)となり、隣の御陣山(ホテルの前)に陣屋を築き、幕末まで続いた。