勝山城 (かつやまじょう)
最寄地 石川県鹿島郡中能登町芹川イ1 2017.6.23
勝山城 (かつやまじょう)
最寄地 石川県鹿島郡中能登町芹川イ1 2017.6.23
登城ルート
登り口・説明板
説明板
供養塔・登り口
5合目付近の郭
6合目付近の広い郭
8合目付近の広い郭
切り立った尾根
主郭東の堀・土塁
主郭.土塁
主郭と下段の郭
勝山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高270m】
【感想】 中能登町芹川の標高382.9mの頂上に主郭を置き、北の尾根に郭を階段状に配置した連郭式の山城である。
標識など無く、迷わないように県道を見ながら尾根左側を登ってみた。比高差もあり、踏み跡を見つけ不安になりながら登ると、5合目付近より郭や切岸が現れ、多少安心できた。
【案内】 県道18号線「芹川」交差点の東約400mより右折した表記番地先に登り口があり、説明板が建てられている[マップコード 135 471 580*15](地図)。
民家裏を少し行くと供養塔があり、背後より山に取り付く。民家屋根や県道18号線、谷筋を左手に見ながら尾根を登ってゆく(右へ逸れると迷うので留意)。
6合目と8合目の郭は広く、頂上に主郭を見つけられた。一騎駆のような切り立った尾根を登ると頂上に着き、堀の右に主郭切岸がある。主郭には土塁が残り、西側に2段になった郭がある。
【歴史】 能登畠山氏の内紛の折り、温井一党が天文二十四年(1555年)九月から永禄元年(1558年)春までの2年半、政治の拠点とした。
天正十二年(1584年)九月、佐々成政の命を受けた神保氏春が七尾城攻撃のため家臣袋井隼人を配した。しかし、前田安勝・利好に討たれた。『現地説明板』より。