林小城 (はやしこじょう) (福山城) (県の史跡)
最寄地 長野県松本市里山辺5027 2014.6.17
林小城 (はやしこじょう) (福山城) (県の史跡)
最寄地 長野県松本市里山辺5027 2014.6.17
登城ルート(緑線は車道)
地獄の釜
本丸石垣
本丸石垣
本丸跡・土塁
本丸跡
南の堀切
林小城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高140m】
【感想・案内】 表記番地の南約100mに「林小城登り口」の標識と説明板が建てられている(地図)。南に行くと大城の大嵩崎口の登山道に至る。
西に約60m行き、獣除けフェンス扉を開け閉め登ってゆくと、水場として使われたと思われる「地獄の釜」と呼ばれる湿地がある。
城跡東斜面の九十九折の道を登ってゆくと比高約140mの尾根に位置する本丸に着く。
主郭は虎口周辺から南にかけて土塁の外側に石垣が残り、土塁や櫓台の石積みが残っている。南に堀切があり、西麓の広澤寺への登山道へつながっている。
【歴史】 歴史的には小城の縄張りは複雑で林大城より後に築城されたと考えられている。石垣や縄張りなどは桐原城や山家城との共通性が高い。
天文十九年(1550年)七月十五日、武田信玄に攻められ林大城と共に落城した。