大和城 (おわじょう)
最寄地 長野県諏訪市大和1丁目13−9 2019.8.18
大和城 (おわじょう)
最寄地 長野県諏訪市大和1丁目13−9 2019.8.18
登城ルート(緑線は車道)
南側遠景(鉄塔を目印に)
説明板
御社宮司社跡
沢の左尾根
下の鉄塔この辺から直登する
主郭南東の石積
帯郭
主郭
主郭・土塁
背後の2重堀切
大和城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高130m(御社宮司社跡より)】
【感想】 諏訪市と下諏訪町の境目にある標高940mの尾根先端部に築かれており、東西約35m南北約28mの単郭の城である。
急斜面を水分補給しながら、期待しないで登ったが主郭は周囲に低い土塁があり、背後の堀切は中々のものだった。案内図は大雑把で、要所に標識が欲しいところだ。
【案内】 国道20号線より中央本線を越えて坂道を表記番地に向かう[75 209 871*60]。そこから北西にUターンできないので、細い道をバックで80m程行き、駐車場の先の行き止まりに駐車する[75 238 059*80]。
そこから少し行くと、「御社宮司社(みしゃくじしゃ)跡」があり、案内図、説明板が建てられている(地図)。
その北の雨明沢を越えて、右に登り等高線に沿って行くと鉄塔に着き、その上部の鉄塔が見える。鉄塔の下は棘の木が多く、手前から回り込むように鉄塔の上段に出、そこから急斜面をジグザグに直登する。
9号目付近に石積がありその上に帯郭がある。主郭の北側に低い土塁があり、背後に下ると、2重堀切が残っている。
【歴史】 築城時期は明らかではないが、文明元年(1469年)から弘治元年(1555年)の86年間、諏訪大社下社の大祝(おおほうり)金刺氏の一族・大和監物(おわけんもつ)氏の居城であったと伝えられている。