伏屋城 (ふせやじょう)
所在地 岐阜県羽島郡岐南町伏屋3丁目 2014.11.26
伏屋城 (ふせやじょう)
所在地 岐阜県羽島郡岐南町伏屋3丁目 2014.11.26
曲輪・説明板
説明板
土塁
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 国道21号線「上新田」交差点より南に300mの「三宅9」交差点を右折、川に沿って230m行き左折し川を渡って50m付近の道路東向かいに、説明板が建てられている[マップコード28 470 768*75](地図)。
周辺は宅地となり、東に、そこだけ取り残されたように竹林の中に土塁が残っている。
昭和五十三年(1978年)9月5日、岐南町指定文化財に指定された。
【歴史】 永禄年間(1558~70年)、織田信長が美濃国攻略の為、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)に命じて築城された。
城というより、美濃攻めの為の最前線の砦である。古書によると、秀吉は木曽川周辺に勢力を持つ土豪らの助けを借り、材木を集めて筏に組み、木曽川を利用して伏屋に運び、一週間足らずで完成させとことから「一夜城」とも呼ばれる。
天正十二年(1584年)小牧・長久手の戦いでは、秀吉側の最北端の拠点として、伏屋市兵衛に守らせた。廃城時期は不明である。