連方屋敷 (れんぽうやしき) (県の史跡)
所在地 山梨県山梨市三ヶ所795 2015.11.22
連方屋敷 (れんぽうやしき) (県の史跡)
所在地 山梨県山梨市三ヶ所795 2015.11.22
南入口・石碑・説明板
説明板
南側土塁・発掘調査
北側土塁・屋敷跡
西側土塁・堀
五輪塔
連方屋敷跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 JR中央本線「東山梨駅」の東約200m付近の、南側道路の入口付近に「連方屋敷」の石碑と説明板が建てられている。
表記番地の他2軒の民家があり、畑、空き地となっている。敷地の北に長さ約83m、西に長さ約73m高さ2~3mの土塁がよく残っている。その外に幅1~1.5m深さ2~2.5mの堀が残っている。
昭和三十八年(1963年)9月9日山梨県の史跡に指定された
【歴史】 『甲斐国志』古蹟部・士庶部などの記載によれば、すでにここを連方屋敷と称し、甲府盆地における特殊な構造形態を持った、いわゆる地方豪族の屋敷なりとしていた。
屋敷内には墓所があって、数基の五輪塔や宝篋印塔がが残されているが、これらはいずれも江戸時代初期のものと思われる。『山梨県教育委員会』説明板より。