割ヶ嶽城 (わりがたけじょう)
最寄地 長野県上水内郡信濃町富濃3059 2016.11.12
割ヶ嶽城 (わりがたけじょう)
最寄地 長野県上水内郡信濃町富濃3059 2016.11.12
登城ルート
入口標識
入口
帯郭
主郭・空堀
主郭・空堀・奥が2郭
主郭2郭間の堀切
2郭3郭間の堀切
3郭・土塁
姫の泣き石
割ヶ嶽城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高130m】
【感想】 柴津集落背後の標高762m比高約130mの城山頂上に位置する。こじんまりした城域であるが、帯郭、堀切がよく残っている。
飯山街道から200m程行った西麓には、伝説の「姫の泣き石」が祀られている(地図) 。
【案内】 県道96号線の「腰バス停」東に標識が建てられており、その60mほど東の南側に駐車できる。標識左の墓碑のある私道[マップコード54 794 432*16]を北に行き民家(表記番地)の裏を斜めに入ると、登り口がある(地図)。住民に会ったら登城の旨、一声かけるとよい。
登ってゆくと墓があり、その右を登り、林道を横切り登ってゆく。再び林道に出て左に行き、終点より登ってゆくと右に帯郭があり、虎口となる。
虎口の先に空堀があり、左に主郭、右に2郭、堀切、3郭と並んでいる。主郭には祠が祀られ、説明板が建てられている。
【歴史】 在地領主である柴津為信の城とされている。戦国時代には信越の前線にあって重要な軍事拠点として機能していた。
永禄四年(1561年)五月には武田軍に攻め落とされたという記録があり、九月には川中島八幡原の戦いが起きている。
永禄七年(1564年)には、野尻城の争奪戦が起きた。