中山城 (なかやまじょう)
最寄地 長野県小県郡長和町大門157 2014.11.6
中山城 (なかやまじょう)
最寄地 長野県小県郡長和町大門157 2014.11.6
登城ルート(緑は2郭)
登り口
稲荷大明神
北の2郭
2郭南の堀切
中間の三重堀切
南の主郭
主郭南西の石垣
主郭南の三重堀切
中山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高180m】
【案内・感想】 表記番地の西に登山道入り口(地図)がある。猪除けフエンス入り口を開け閉めて、登ってゆくと稲荷神社がありさらに登ってゆくと水力発電所の上部タンクがある。
急な斜面を登ると堀切がありその上段、標高863.7m比高約160mに郭(地図)があり、中央に土塁が残る15m×20mほどの2つの郭がある。
南に堀切があり、それに続いて細長く広い3、2郭がある。さらに南に行くと3重堀があり、標高約878m比高約180mの最高所に主郭がある。
10m×15mほどの広さで南に土塁が残っている。石垣も残っている。南に下ると3重堀切で尾根筋を切断している。西側斜面は止山となっている。
【歴史】 近世の書誌によれば、「武田信玄公の城」と記載されており、当時は武田氏による城郭という伝承が残っている。
天文十二年(1543年)長窪城を落とし、天文二十二年(1553年)八月、信玄は長窪城に拠って、和田城を攻め落としているので、中山城の位置関係からこの間の築城と考えられる。